「助動詞be toとto不定詞の本質」の動画をアップしました!
助動詞be toに関しての動画を作成してアップしました。
助動詞be to が「〜することになっている」だけでいい、なんてとんでもない説があるらしいのですが、そんなことはありません。
どうも「義務」「予定」「運命」「可能」「意志」の5つの意味を「〜することになっている」という訳で表せる、という主張らしいのですが、「運命」はまだ大丈夫かもしれませんが、他はかなり無理に感じます。
検証してみましょう。
「私は彼と会う事になっている」は当然「予定」を表す事は出来ます。
「私は彼と会うべきだ」という「義務」はかなり苦しいでしょう(他の例を出すと、「彼は明日ここに来ることになっている」が「彼は明日ここに来なくてはならない」というニュアンスには……。私にはかなり遠回しで苦しいと感じます。)。
「私は彼と会う運命だ」という「運命」はまだ大丈夫かもしれないが、やはり「運命」であることを明示した方がいいのは、と私は考えます。
「私は彼と会うことができる」という「可能」は私には全く無理だと感じます。
「意志」はIf節中で使うので「もし私が彼と会いたいなら」となりますが、これを「〜することになっている」では私には全く無理筋だと感じます。
よくもまあ強引な説を作ったものです、というのが私の見解です。
信じるかどうかは結局ご自分の責任となるのでしょうが、私個人としては、助動詞be toが「〜することになっている」だけでいいというのは、全くおかしな説だと思います。
動画の話に戻しますが、動画ではto不定詞の本質も説明しています。
to不定詞の本質を「未来志向」だとする説があります。
確かにto不定詞は「未来志向」のように思えることが多いのですが、それは真ではありません。
I was surprised /to see him there.「私は驚いた/彼とそこで会って」という文なら、to see him thereはI was surprisedよりも過去の事です。
未来ではありません。
もしto不定詞が「未来志向」であり、それが「本質」なら、「未来志向」で全てが説明出来なくてはなりません。
しかし出来ません。
「未来志向」というのは間違っているということになります。
では何が本質なのか。
是非、下の動画をご覧下さい。
toの本質がはっきりと分かります。
是非是非是非ご覧下さい。
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