「真理」の追求
「真理」の追求、などというと ・・・「真理」教を思い出しますのでいきなり胡散臭いですが、そうではありません。
最近なら重力波の検出があったとか、本当の根元の探求です。
弊塾のクジラ構文(リンク先はYouTubeですので音が出ます。お気をつけください)やfew,if any,や関係詞(リンク先はYouTubeですので音が出ます。お気をつけください)の解説でなるほど、と思ってくださった方は、如何に世の中の英語の専門家たちが、実は英語を深くは理解していないのだ、今までの英語の学習を疑わずに伝言ゲームをしているのだという指摘に納得してくださると思います。(ご本人たちが英語ができるのは認めますが、人に伝えることが出来ていないのです。この点で英語の理解が深くないのは真実です。英文法の本の例文でよく出てきますが、To kow is one thing; to teach is quite another.「知っていることと教えることは全く違う」のです。)
もともとスペイン語が専門の私に言われて忸怩たる思いの方は非常に救いがあります(最高のスタッフの下、自分でも考えつつ語学学習をゼロから行った経験から考えて、日本の英語教育はおかしいです。ろくに喋ったり読めたりしない人間がなぜ語学を教えているのか。不思議でなりません。英語専門の方々より、受験教育なら私の方がはるかに上です。)。
真理を追求しようという方は、私の挑発的な文言の意味をわかってくださると思います。(おかしいことやってるぞ、よく考えろ、気をつけろ!という注意喚起の言葉でもあります。私の言葉をヒントにすれば、生徒さんたちを納得させる教え方ができるようになるような文言ばかりにしてあります。)
悪い意味での伝統芸能のように、自分が習った内容の検証を全くせずに、ただ習ったままに生徒さんにも同様の丸暗記を強要している方には、ご自分のやられたきたことへの全否定のように聞こえると思います(実際私は全否定しています。その感覚は正しいです。本当に生徒さんのためを思うなら、今すぐ態度をお変えになったほうがいいです。)。
例えばfew, if any,の"if any"(例えあるとしても)を勝手にないことにして、「強調」という言葉で誤魔化すのはやめましょう。
"if any"は「例えあるとしても」です。
そこで、なぜそれが存在するのだろう?と考えるのです。
誰も行ったことの無い道無き道を行くのです。
存在するからにはその存在理由があると考えるほうが健全です。(クジラ構文でthanの後ろが肯定文なのだから肯定形で考えるほうがいいのでは無いか、と考えるのです)
「勝手に自分に都合がいいように捻じ曲げて解釈して、生徒さんに丸暗記を強要する」というのが日本の英語の教育者たちの共通の特徴です。(自分もやっているのでは無いか、と自分を常に疑って、現状での私はやっていないと断言できます。同様の数少ない方は間違いなくいらしゃると思います。その方々は当然覗きます)
私も高2の夏休みまでその被害を受けました。
学校でも予備校でも参考書でも意味不明。
高2の9月にスラッシュに出会い全てが一変。
SVOのような考え方の限界を気づくことが出来ました。
(先日も、日本で一番有名な英語講師の一人のYouYube動画を見て驚愕。SVの後ろに名詞があれば、それは目的語なのだそうです。。。He became a teacher.「彼は先生になった」ならSVCです。SVの後ろのSと等しく無い名詞がOで、Sと等しい名詞がCだと考えればいいのです。 だからI love you.はSVOで、He became a teacherはSVCだとわかります。とにかくひどい動画を見てしまいました。これで「いい評価」と「悪い評価」の比率が10:1くらい。もう情けなくて涙が出ますね。この程度の間違いでさえわからない人ばかりということですから。絶対に英語で困りますよ。この程度のミスでも気付けないのですから。)
とりとめのない文章になりましたが、たとえ一人でも多くの英語の教育者たちが「真理追求」の姿勢を持ってくださることを切に望みます。
そのような姿勢こそが、人にものを説明する生業をしている人間の唯一の正しい態度だと思います。
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