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2018年4月

2018年4月26日 (木)

浪人生の募集をするかもしれません

週2コマできてくれている塾生さんが、他の科目の講座を増やすことにしたとのこと。

そのため英語をもしかしたら減らすかもしれないとのことで6月から浪人生の募集をかけるかもしれません。
4月で予備校さんの授業も始まったばかりですのですぐには埋まらないとは思いますが、事前にお知らせ申し上げます。
ゴールデンウィーク中にひっそりと募集を開始する予定です。
どうぞよろしくお願い致します。

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2018年4月13日 (金)

センター試験の素晴らしさ

もうすぐ終わることになっているセンター試験。

私はこの試験の作成者たちを心からリスペクトしています。

なぜか。
世の中で教えられている英語に監視の目を光らせ、おかしい時、その知識で解けない問題や英文を出すのです。

また…これは大学の同級生を褒めることになり気持ちが悪いのですが(私はいいところはいい、悪いところはダメ、と言うことを必ず徹底しています。その観点からです)、リスニングを課したことも先見の明がある。
当時の文科省の責任者(大学入試室長。これが大学の同級生)には心より敬意を評します。
耳を鍛えない語学などあり得ない。

脱線しました。

さて、今後センター試験が出してきた素晴らしい問題をここで機会があれば紹介したいと思います。
まずは2014年の本試験大問6の第6段落の冒頭の文章。Fullsizeoutput_1fed
With so much technology available,
これは世の中で「付帯状況」とされているものです。
「〜した状態で/〜しながら」を表すとされています。(桐原書店Next Stage第4版2刷P73、P149)
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しかし2014年のセンター試験の先ほどの文章は「非常に多くの技術が利用できるため」という理由の意味であり付帯状況ではありません。
正しく書いてある本は少なく、新・英文法頻出問題演習(駿台文庫)には正しい記述があります。(駿台は高2の時に夏期講習で通いましたが全く役に立たずは腹しか立ちませんでしたが、今回は珍しく役に立ちました。)
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これは意味上の主語が残っている分詞構文(=独立分詞構文)にwithがついたものというのが正解です。
ですから付帯状況以外に、理由(〜なので)、条件(〜なら)、時(〜時、〜間)、譲歩(〜だけれども、たとえ〜としても)の意味もあるのです。


withを付帯状況と取ると大ヒット映画"Back To The Future"を見ることもできません。
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(肖像権侵害にならないよう画像修正してあります。これでも問題がある場合はぜひお知らせください。すぐに対処いたします)
ここのセリフは"With Marty's parents out of town, don't you think he oughta(=ought to ) spent the night?"です。
訳すと「マーティのご両親が町にいないのだから、マーティは今晩泊まっていった方がいいんじゃない?」くらいでしょうか。
With Marty's parents out of townは付帯状況ではありません。
理由です。
弊塾は日本で教えられている英語はおかしいとずっと言っています。
そして証明しています。(文句があるならdisproveしてみて下さいね。……無駄な努力ですが。)
おかしい内容で教えられてできるようになるはずが……ありますか?
弊塾は東京で偏差値が70を超える学校の生徒さんも何人も来てくれています。
優秀な頭脳であっても混乱するのです。

日本の英語教育者・出版社は、センター試験の作成者の影のメッセージを真摯に受け止め、正しい内容を教えて行くよう心と教授内容を改める必要が大いにあると思います。
言葉を教えているのに不適切な言葉で教えられている。(「理由」になることもあるのに「付帯状況」と断定して教えている。不適切以外のどんな言葉があるでしょうか。文句があるやつは出てこいや! )
それが日本の英語界です。

with〜を付帯状況と教えている教師・講師・教授・参考書は全て同類・同罪です。(正しいのは、独立分詞構文にはwithが付けられる。その際、付帯状況が圧倒的に多いが、他の意味になることもあるから注意せよ)
言葉を教えるのに、教えている本人が機械的に何も疑わずに丸暗記した言葉を押し付けてはなりません。

結局日本の英語界・英語の参考書を出している出版社は何もわかっていないのですよ。
言葉を専門にしている人間が言葉に無頓着である。
一番恥ずべきことではないでしょうか。


最後に大事なことなので3回繰り返します。
「with〜は付帯状況」としか説明していないのは不正確です。
「with〜は付帯状況」としか説明していないのは不正確です。
「with〜は付帯状況」としか説明していないのは不正確です。
文句のある奴は英語を勉強するな!(一生不正確な用語で英語を勉強して苦労してろ!!)

追記:
リスニングをセンター試験に追加した時、何でも後手後手のゆとりな文科省が先手を打つとはたまには洒落たことをやる、と思っていたら、実施後かなり後になって同級生が責任者だったと知り…。いやいや、驚きました。
もうこの人物とは連絡を取っていないし、今後も取ることはないでしょうが、これは実に素晴らしかったと思います。
この人物は、1982年10月の共通一次[センター試験の前身]の進研模試で、確か5教科7科目で全国7位だった人物。
分母は20万人程度だったと思います。
当然上位は東京大学京都大学が第一志望ばかりの中、なぜか彼は第一志望が「上智大学外国語学部イスパニア語学科」‥。
そのためよく覚えていました。
実際入学したら同級生。
なぜ?と思ったのをよく覚えています。

当時の上智は、慶応や早稲田を蹴ってくる人物も多く、全盛期だったかもしれません。
ちなみに私はこの試験の英語では200点満点で168点偏差値76.8、長岡高校で1位、全国600位、文科省の彼は173点。
長岡高校1位でも全く敵いませんでした。
当時の上智はすごかった…
(ただ、センター試験の模試で168点で偏差値が76.8もの高さになるとは考えずらいので筆記だったかもしれません。)

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2018年4月12日 (木)

家庭教師体験お申し込みいただきました

2名様からご連絡をいただきました。

募集が現在は1名です。
そのため1名様はキャンセル待ち扱いになります。
宜しくお願いいたします。

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2018年4月10日 (火)

前置詞のイメージ

本年度より前置詞のイメージを図にして塾生さんたちに教えています。

まだ習っていないという方は、ぜひお申し出ください。
昨年度まで受講されていた方で、きちんと卒業された(3年生の受験直前まで在籍していた)元生徒さんにもシェアしますので、ご希望ならお申し出ください。

前置詞は市販の本で一番数多く出ているもので前置詞の数が33程度。
実は倍以上あります。
医学部入試、特に東京慈恵医科大などではどんな重箱の隅を出してくるかわかりません(慈恵は易化したとはいえ、それはとんでもない単語を出さなくなっただけ。無知なご父兄さんは、「易化」という言葉に反応して「易化」の具体的中身を全く知らなかったりします。まだまだ大変なところです。)。
前置詞は全部覚えてしまいましょう。

……弊塾以外では、前置詞の全体の数すら網羅していないでしょうから絶対に無理でしょうが。
ご父兄様も、自分で分析能力を高めましょう。
そうすれば、入塾させるための嘘を見抜けるようになります。
無駄なお金や時間を使わなくて済みます。
(親バカは素晴らしいかもしれませんが[私個人的には、親バカもあまりいい印象は…。自分の子供であっても冷静に見ることが必要かと]、バカ親はダメです。お子さんたちが大変なことに向き合っているなら親も骨をおりましょう。分析をして正確な知識を得て、子供の信頼を得るのも家庭円満の秘訣かと思います。)

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2018年4月 8日 (日)

家庭教師受付中です

10日(火)23:59いっぱいまで先週体験授業を受講してくださった方のお返事をお待ちしています。

この方からお申込みいただけない場合には空席1が出ますので、弊塾卒業生による池田塾長と同様の内容による授業がすぐご受講いただけます。
11日にお申し込みを頂くとしても頂かないとしてもここに掲示いたします。


大学生の授業となるとご不安でしょうが、その不安の内容は一体何でしょうか?
経験不足による判断ミス、授業内容の稚拙さ、の2点だと思います。
それを踏まえて池田塾長が内容は徹底管理しております。
是非ともご安心いただければと思います。

長期の目標と、適宜短期の目標をお知らせ頂き、他の家庭教師さんたち以上の確率でご子息・お嬢様の成績をあげられると考えています。(長期の目標は入塾時点で承ります。短期の目標は1〜2ヶ月前に必ずお知らせ頂きたく思います。)

今後もどうぞ池田英語塾・をよろしくお願いいたします。

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2018年4月 3日 (火)

訂正(偏差値30以上でした)

前回の記事の内容の修正です。

大阪医科大(後期)は偏差値71…https://www.promedicus.co.jp/data_room/deviation.html
ということは38から33上昇でした…
失礼いたしました(他の科目が絶好調で、英語は普通だったかもしれませんが、それでも1次合格を邪魔しない出来だったわけで、すごいです!)

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2018年4月 2日 (月)

偏差値20以上の上昇

昨年度2浪として入塾した医学部志望の男性は入塾時点で英語のみ偏差値38。(他は60後半で医学部レベルあり)

構文を取り、1文1文正確に読めれば文章全体がわかるようになる、という世の中の一般的な基準に基づく、某大手予備校の医学部コースに弊塾に入られる前は在籍していました。

1浪終了まで1回も偏差値が40を超えることなし。

しかし本人は真面目に、しかも恐ろしいほど正確に一流予備校講師とされる人間の授業を徹底的に勉強している……



本当に、1文1文正確に読めれば文章全体がわかるようになるというのがデタラメだというのを実感させられました。(長文は短文の集まりだから1文1文読めれば全文がわかる、作者の主張がわかるというのは全くのデタラメです。)



他に、ディスコースマーカーも部分的。

あれだけではダメ。

本当に日本の英語教育ではデタラメがまかり通っているのだな、と実感しました。



この彼は8月に偏差値53まで上昇(15のアップ!)。

その後も伸びて、1月の時点では医学部の過去問を解かせて、こちらの感覚(過去問の回答率から判断)では60前後まで伸びました。


ただ大阪医大(後期)の1次には合格できましたが、2次では不合格…

国立の医学部ではない理系学部に進学になりました。


この彼は偏差値が20以上伸びました。

弊塾の方法論・メソッドの効果性を証明できたと思っています。

初めの頃は、すぐに昔のやり方に戻る彼に「見る世界がすぐに狭くなる」等のキツイことをしょっちゅう言いました。

しかし正しい方法で努力し偏差値が1年で20以上上昇。


この彼を私は心から尊敬しています。
現役医師のお父様のご希望を叶えられず申し訳なく思っております。(偏差値が40を超えた程度でしばらく停滞していた時に弊塾においでになり、医学部時代に英語の医学論文を膨大に読まされた時にご自身で編み出した読解法が弊塾のメソッドと同じということで、弊塾の方法論で確かに間違いない、とのお言葉を頂き、信頼していただいておりましたが…。申し訳ありません)


私としては3浪すれば80%以上の確率で合格できると思いますが…
お父様(現役のお医者様)は2浪までと決めておられて、こういうことになりました。
やはり血が繋がっているご父兄様の判断はほぼ絶対と考えています(よほどおかしければ反論しますが)。


話のまとまりがなくなってしまいました。
要点は、この彼の頑張りを私は大いに評価しているということ、結果が全ての受験界においては誠に申し訳なかったということ、世の中の英語読解のメソッドはデタラメだ、の3つです。



弊塾ではこのような、偏差値が非常に上昇しても結果に至らぬこともあります。
この彼のためにも今後、一層の努力をさせていただく所存です。
N君も、今後は英語の力を落とさず一層の自信を持って素晴らしい人生を過ごしていただきたく思います。(頑張ったあなたは偉い!)

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