次亜塩素酸水・エビデンス・Twitter情報
Twitterとか見ていると、次亜塩素酸水に対して否定的な意見も見受けられます。
気をつけましょう。
以下をお読みになって、エビデンスに納得をして、自分の頭で考えましょう。(考える基準は後に記載します)
こういうことについて書くと多くの人から反応があるということで、エビデンスのないことを平気で書く奴がTwitterには多数存在するというのが私の印象。(特にコロナ関係。次亜塩素酸水などの消毒系もその一つ。)
気をつけましょう。
私は2015年から次亜塩素酸水と付き合っていて、インフルエンザに20時間後に発症する生徒さんとマスクなしで授業をしたのにかからずに済んだ、とか、常在菌を殺すらしいのですが、そのことによるマイナスを5年間使って感じたことはない、などいい事づくめ。(個人差があることは否めませんが)
生徒さんが入れ替わるたびに、8倍希釈(62.5ppm)の次亜塩素酸水をスプレーで机から玄関まで天井に向けて噴霧しつつ1往復、ということを2015年から2019年3月までインフルエンザの時期になると続け、今年度はこれを3往復にし、室内を50ppmの次亜塩素酸水で超音波式の加湿器で常時噴霧。
次亜塩素酸水のおかげで弊塾は無事に存在続けられたといっても過言ではありません。
厚生労働省の「次亜塩素酸」を吸入するな、という文書は「次亜塩素酸ナトリウム」のこと。
「次亜塩素酸水」ではない。
それはエビデンスにはならない。(というより完全な誤解で、正しくない情報を信じているから非常に危険です)
次亜塩素酸水は流水でなければ殺菌効果がない、というのも正確ではない。
次亜塩素酸水は、有機物と触れるとすぐに水に変わる。
それゆえ潤沢に使わなくて張らないということ。
次亜塩素酸ナトリウムの80倍の殺菌効果があるが、有機物に触れると水に変わるので実際には4〜8倍。(http://eprints.lib.okayama-u.ac.jp/files/public/5/53483/20160528121323718477/poalas_031_033_036.pdf)
有機物に触れると水に変わるということは、人間には安全だということ。
次亜塩素酸水50ppm噴霧すると、室内の除菌が50平米でも可能。( https://www.jstage.jst.go.jp/article/jar/31/2/31_96/_pdf )
これは清水建設さんの論文です。
目の前に選択肢がある。そのときにエビデンス(=証拠、根拠)がある方が安全という考え方を絶対にする必要があります(NHK「フェイクバスターズ」[2020年5月5日放送]という番組での山本健人さん・外科医の発言。私も全く同感です。)。
Twitterの次亜塩素酸水に対する否定的な意見にはエビデンスがないように思います。
エビデンスを見て、納得したら次亜塩素酸水の使用をやめたいと思いますが、どうもエビデンスがない。
前述の外科医・山本健人さんがNHK「フェイクバスターズ」で提唱していた「だしいりたまご」が参考になります。
だ:誰が言っている?
し:出典はある?
い:いつ発信された?
り:リプライ欄(返信欄)にはどんな意見?
た:たたき(攻撃)が目的ではない?
ま:まずは一旦保留しよう(すぐには反応しない)
ご:公的情報が元になっている?
これを元にして考えましょう。
次亜塩素酸水は有効です。( https://www.nite.go.jp/data/000108456.pdf )
これは公的情報です。
アホなTwitterは信じるに値しません。
「だ」(=誰)で、Twitter民が一人で言っているだけ、エビデンス無し、ならそのツイートは信じるに値しません。(というより、デマなのですから、トイレットペーパーのデマのように非難に値します。本当ならエビデンス出せ、ということです。情報氾濫の時代を生き残るには、エビデンスを持って自分の頭で考えることです。)
消毒は重要です。
宮沢賢治が妹がスペイン風邪にかかったのに彼がかからなかったのは、消毒が行き届いた病院にいたから。名医の指示を受けて消毒していたから。
(「尚私共は病院より帰る際は予防着をぬぎ、スプレーにて消毒を受け帰宿後塩剥(えんぼつ)にて咽喉を洗ひ候。勇々御心配被下間敷候。」宮沢賢治が父に宛てた手紙の一節。)
消毒に関しては、今のご時世特にデマには気をつけましょう。
嘘を信じて消毒し損ねて罹患なんて惨めなだけです。
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