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2020年5月29日 (金)

緊急事態宣言解除

通勤通学の方が増える訳で、これまで以上に注意させて頂きます。

生徒さんに噴霧する次亜塩素酸水は80ppm、教室内の加湿器は50ppm、いずれもpHは5.5〜6.0の範囲内です。

Imghocl1 http://www.lines.co.jp/abouthocl/

pHが8を超えると次亜塩素酸ナトリウムになります。

世の中で噴霧しているところが多く、pHのことまであまり注意されていないように思います。

その点では少々怖い……

弊塾も以前は恥ずかしながら無頓着……

気づいて計測したら7.5…(世の中も同じと考えれば、危険と言うほどではないですが、、、)

危険ではないのですが、有効なHOCLが少なく……

 

今ではpHを毎日計測し(pH形も校正して使っています)、問題なしかと。

 

鳥ですが、50ppmを飲用として使っても問題なかったという論文があります。

「弱酸性次亜塩素酸水溶液の殺菌効果の基礎的検討および 食品・畜産分野への適用に関する研究」という論文のP86に

飲水消毒に 50 ppm 弱酸性 次亜塩素酸水溶液を用いた場合,給水システム中の残留塩素濃度は,徐々に 低下する傾向にあった。しかし,給水器内の菌数を測定したところ,特に大 腸菌群数およびサルモネラ属菌などグラム陰性菌を検出限界以下となってお り,給水器内まで高い殺菌効果を維持していた。生産性について育成率およ び生存率ならびに産卵率で評価したところ,餌付け直後の育成率が向上した。 生存率ならびに産卵率については有意な差は認められなかった。鶏への安全 性について,臓器重量,血液性状および組織学的検査を行ったところ,弱酸 性次亜塩素酸水溶液の飲水による悪影響は認められなかった。以上の結果よ り,弱酸性次亜塩素酸水溶液は飲水資材として利用が可能であることが明ら かとなった。特に,感染症に対する抵抗性の弱い育雛期や感染症が発生する 時期など,期間を限定して飲水を行うことで効率よく生産性の向上および感 染症の抑制ができると考えられる。

 

という記述があり、人体にも危険性は低いと考えます。

Twitterで危険と言われていますが、それは勉強不足ではないかと。

 

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