手指の消毒&専門家への疑問が拭えません
弊塾にはエタノール濃度70〜83%の消毒剤を使ってあります。
潤沢にお使いください。(次亜塩素酸水は塾長のみが使っています。毎朝作ってpHもチェックしてます。アルコールは手荒れしやすく、他の細菌対策には次亜塩素酸水のほうが強いですし、またコロナ最優先の今は、生徒さんのためにアルコールを残しておくために、塾長はアルコールの使用は控えています。)
弊塾は次亜塩素酸水は、有効塩素濃度とpHをきちんとチェックしているのなら有効であるという見解です。(帯広畜産大でコロナウィルス に効果があったという74ppm以上、pHは5.0〜6.5を必ず守っています。)
感染医の忽那賢志という方の記事を読みましたが…
https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20200530-00180432/
この方は
>食品に使った場合も食べる前には残留しないように除去しないといけません。口に入れることを前提に使われるものではありません。
とお書きです。
これはこの方も引用されている厚労省の文書に確かに記載されています。https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002wy32-att/2r9852000002wybg.pdf
P1:
しかし同じ文書のP8に
>微酸性次亜塩素酸水(pH6.5、有効塩素濃度 70.2mg/kg)でホウレンソウを 10分間浸漬処理し、処理後、第 2 版 食品中の食品添加物分析法 2000「次亜塩素酸 塩類」に準じ、試料中の有効塩素濃度の測定を行った結果、試料中に有効塩素は 検出されなかった。従って、食品中への残留性は低い事が示された。
という記載があることには一切触れていません。
微酸性次亜塩素酸水は10分間漬けたホウレンソウに次亜塩素酸の成分は残留していないことがわかります。(もしくは低い)
10分漬けたものから残留塩素がない。
なら手に噴霧した程度なら残留塩素がないと考えるのが道理。(間違ってますか???ちなみに弊塾で使っているのがこれと同種の微酸性次亜塩素酸水です。)
「次亜塩素酸水は、最終食品の完成前に除去しなければならない」の基準に適い、安全だと考えています(この考え方が間違っていたら間違っていたら是非是非ご指摘ください)
この記載を無視して、有害だというのは……(「微」ではなく「弱」酸性、「強」酸性の次亜塩素酸水だと洗い落とす必要があるのかな。自分は「微」酸性しか使ったことがないので他はわかりません。今述べたように、次亜塩素酸水には「微酸性」「弱酸性」「強酸性」の3つがある。これにも「専門家」が言及なし。私のような素人ならまだしも…。本当に「専門家」って専門家なのでしょうか。英語に関して「専門家」がロクでもない事を言っているのを知っているイスパニア語学科卒業生としては、やはり専門家は勉強不足な方が多いなと思わざるを得ません。)
それに自分に起きている実例を:
私は左下の奥から2番目の奥歯が割れてしまっているらしいです。
これが発覚したのが昨年11月。
その時は、歯茎が腫れてしまい、ウミが溜まり往生しました。
こういう時(=口内炎など)には大抵イソジンの原液を患部につけるとすぐに治るのですが、この時は悪化はしないがよくもならず。
これは抜歯しかないかとあきらめかけていたら……
たまたま北海道の歯医者さんが、こういうケースで次亜塩素酸水20ppmが効くとの記載を発見。
実際に患部につけたら…
痛みもウミもほぼ完治。
特に痛くなるなど悪化するまで抜歯はしないでいいでしょう、と歯医者さんからも言って頂き、現在は抜歯を免れています(普通に生活できています)。
次亜塩素酸水を口の中に入れることに特に問題はないと思います(人体実験済み)。
(それに抜歯の時に使う消毒液が、次亜塩素酸水なのだそうです。私の知り合いの歯科医師は使っているそうです)。
飲んではおらず、吐き出してはいますが。
だからこの感染医の言葉には何を言っているのやら、と思っています。(この方に言うことを聞いていたら私は抜歯を免れませんでした。できるだけ自分の歯を残しておきたいと考えています。)
今回の騒動で分かったことは、「専門家」が文章読解能力があまりないなあということ。
私は、「残留塩素」に関してすべての記載事項を列挙し話しています。
上の専門家は、全てには触れず一つだけ記載を記述し、もう一方に一切触れずに話しています。
「あ、それはね‥」という後出しは卑怯。
初めから全部含めて話せ。
科学者なら、真実のみを追求し、自分が間違っていたら素直に認めよ。
それに次亜塩素酸水の論点はそこではない。
有効塩素濃度とpHがきちんと守られているか。
それを守っていない製品はすべて駆逐するべき、なら全く同意する。
あと、私はデータや論文の文章を読解し、それに基づいて今最適と思える行動を取っています。
そのため新たな知見が出て、微酸性次亜塩素酸水でも手や指にこれこれの問題が生じる可能性がある、という場合にはそれに従うのはもちろんです。
今までのデータからして、その可能性は極めて少ない、例えあるとしてもほとんどないでしょうが、その場合にはしっかりと従わせて頂きます。
| 固定リンク
最近のコメント