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2021年3月 4日 (木)

一個だけ

YouTube専用の動画を一個だけ作ろうかと思います。

 

「疑問詞と関係詞」って同じです。(正確にはほぼ同じですが)

 

このことを最初に言って、その後それを証明する、みたいなクリップ(=動画)です。

2文を関係詞を用いて1文にせよというのはあまりにも幼稚。

それを駆逐するためです。

 

Who is he?

これは「彼は誰?」ですよね。

このWhoは疑問詞です。

 

I know the man

これは「私はその人を知っている」ですよね。

the manの直後にwhomが来ると、「(人と言っても色々いるけどね、)誰かというと(=who)、その人をね(=m。目的格に相当)」になります。

その後に、you respect.「君が尊敬してる」のような具体的な限定の文章が続きます。

 

まとめると、I know the man/ whom you respect「私はその人を知っているよ/誰かというと、その人を君が尊敬してる」→「私は君が尊敬している人を知っているよ」となります。

whoとかwhomの前に人の名詞があると、「その人」が「誰かというとね」という限定の働きをする言葉=関係代名詞になるのです。

 

ですから疑問詞と関係詞は同じです。(正確にはほぼ同じ。前に人の名詞の有無だけ違う)

一方は「誰?」もう一方は「誰かというと」(以上、池田英語塾オリジナル)

 

世の中の、実際に話している英語のネイティブもだ〜れも気づいていない内容で(無意識で使ってはいるが)、私と弊塾の歴代の生徒さんたちだけの秘密だったのですが、まぁ公開してもいいかな、と思っています。

(日本人の英語に文句たらたらのマークピーターセン氏の本にも記述なし。私はあなたの英語の説明もおかしいところが多々あると思いますが。非限定用法、ではなく非制限用法という言葉で非制限を説明していますが、「制限」という言葉自体がおかしい。それにアメリカ人がいちいち「非」ということを考えて話しているのか。日本人に説明するために、「非」という用語に頼っているのに、「制限」という不正確な言葉。人と言っても色々いるが誰かというと、こういう人だ、というのは「限定」ではあるが、「制限」ではない。特にスラッシュに関しての文句。ネイティブがスラッシュを引けば読むのが遅くなるのは自明。語順が全く違う言語[=日本語]を話す、英語の語順に慣れていない日本人が、英語の正確な意味の切れ目を確認しつつ読む訓練を繰り返すと相当速くなります。ネイティブ並みになります。ネイティブが引いていない以上、最終的にはスラッシュを引かなくなるのが目標。実際私は引かなくなりました。灘高校のキムオツ?キムムツ?とかいう先生と、スラッシュのことが分からない者同士で話し合って、スラッシュがダメな方法だとはどういうヤクザの因縁か。吉祥寺を知らない二人が、語り合って、吉祥寺って変な街ですよね、と言っているのと大差がないではないか。学者なのに、誰がスラッシュを引くのかの場合分けをしないというのは愚かと言われても返答はできまい。ネイティブが引く場合、日本人が引く場合。しかも日本人でも上級者と中級者、初心者などなど。「キムタツ式・灘校生が実践しているTOEICテスト900点を当たり前のように取るためのパワフルメソッド」(角川書店)P157〜158の内容です。キムタツでしたか。)

 

閑話休題

あまりにYouTubeの英語が酷い。灘高も明治大学も。

とある男でも説明できる程度の内容なんですよね、日本の酷い英語っていうのは。(この有名な方を貶しているのではなく、日本の英語教育のレベルがその程度ということです。字がお上手ですし、うちを除いた今の日本の英語の中ではそれなりに良いものではないでしょうか。)

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