「日本語らしい日本語〜ーー!!」と鯨構文
上智大学外国語学部イスパニア語学科在学時に散々言われた言葉がある。
「日本語らしい日本語!」(¡ japonés auténtico!)
綺麗なスペイン語を変な日本語で訳すな。
全てのイスパニア語学科の教授から言われました。(括弧内のスペイン語はマヌエル・ディエス教授がおっしゃっていました。鬼籍に入られたとのこと。卒業して3年した頃、新宿で人混みの中遠くから外国人が手を振っている。変な外国人だな、、、と思っていると、どうも私に手を振っている。???と思ってよ〜くみてみるとディエス教授。「どうしたの〜?」といつもの元気な声でお声をおかけくださり……。隣にいらした小林教授と少しだけ立ち話。それがディエス教授との最後になりました。教授の精神で今後も言語に対処したいと思います。ご冥福をお祈りいたします。)
無批判で受け入れるのではなく、自分の頭で考えて全く正しいことだと思います。
ちゃんとした、綺麗な英語を変な日本語で訳すな。
「鯨が魚でないのは馬が魚でないのと同じだ」なんていう日本語って日本語らしい日本語ですか?
どこでいつ使うのですか?
どこでいつ使うのですか?
どこでいつ使うのですか?
「鯨が魚だというのは、馬が魚だというのと同じだ」は日本語らしい日本語です。
これは色々なところで使います。
人が言ったことを諌めたい時に、相手の人が使っている言葉をそのまま引用して、絶対にないこととイコールだと言うだけです。(相手の言っていることが絶対にありえないことと同じだ、ということで相手にショックを与えるのが目的です。)
「君にお金を貸すのはドブに捨てるのと同じだ」
「俺が泳げるなんて、彼女が泳げるというのと同じだ」
「中華人民共和国が法治国家だなんていうのは、ヒトラーが人道主義者だったというのと同じだ」
いくらでも作れます。
「中華人民共和国が法治国家でないなんていうのは、ヒトラーが人道主義者でなかったというのと同じだ」(←こんなこと言いますか???)
これを大学教授やら有名予備校講師が真面目に正しいとして説明しているのです。
恥を知りなさい!!!!(弊塾に自信を与えてくれて感謝している面もありますが、やはり恥ずかしいことだと思います。皆さん、言葉を教えているのでしょう?なぜ不正確な言葉で自信を持っちゃっているの??三原議員より正しい使い方だと思います)
ググってみて、以下の写真の私のページ以外、みんな管理者は恥を知らなければならないページです。
この方々は、弊塾では全員お笑いの対象です。
「鯨が魚でないのは……」が意訳?アホか。全く意味を汲み取った訳ではないわい。
伊藤和夫だってこのことに関しては0点です。
↓恥ずかしい面々↓
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