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2021年9月20日 (月)

「空気感染?」続編

9月13日のブログ記事の内容(「空気感染?」)の補筆です。

毎日新聞の有料記事をまとめてみました。

https://mainichi.jp/premier/health/articles/20210916/med/00m/100/010000c?cx_fm=mailhealth&cx_ml=article&cx_mdate=20210918

 

 

 

飛沫感染:5マイクロメートル(0.005ミリメートル)以上の大きさで、ウイルスを含んだ飛沫(droplet)が口、鼻、目の粘膜から体内に侵入することで起きる感染

 

空気感染;空間に滞留している飛沫の水分が蒸発した5マイクロメートル以下の小さな微粒子「飛沫核(droplet nuclei)」が、口、鼻、目の粘膜から体内に侵入することで起きる感染

 

→(池田のまとめ)飛沫感染と空気感染の区別は、感染を起こす粒子の大きさが5マイクロメートル以上かそれ以下か。空気感染の「飛沫核」は「飛沫」の水分が蒸発したもの(ということは「飛沫」は水分を含んでいる)。

 

 

飛沫(5マイクロメートル以上)は、従来は1~2メートルで床に落ちると考えられていたが、現在は、60~100マイクロメートルの粒子が2メートル以内に落ちると判明している。

 

60マイクロメートル未満の粒子はそれ以上まで飛び、空中に停滞することもあると判明している。

 

現在は、5マイクロメートルから100マイクロメートルの粒子(上の文章の流れから考えれば60マイクロメートル未満となるはずだが、筆者の西田記者は100マイクロメートルと明記)が空気中に滞留し、2メートル以上離れた人に感染を起こした場合にどのように表記するかで混乱が生じ、「空気感染」と呼ぶ例もある。

 

→(池田のまとめ)飛沫は、5~60マイクロメートル未満の場合、2メートル以上離れたところまで届き、空気が止まっているところでは感染を引き起こす恐れあり。これを5マイクロメートル未満の飛沫核による感染である「空気感染」と混同して呼んでいる論文がある。

 

要は、空気感染ではないが、飛沫感染で従来考えられていた距離(2メートル)以上まで届き、空気感染類似の感染例がある(=換気していない空間で、2メートル以上を超えて複数人に感染が起きた)ので、換気を徹底して、空気が止まらないようにするべし、、、、が私の読み取った内容です。

 

文章内に少々矛盾点があったので文脈からこうではないか、と考えました。

同じ新聞社の記事でですが、一方は空気感染肯定と取れる内容、もう一方は懐疑的とも取れる内容。

私も「どういうこと?」と思ったのでまとめて見ました。

 

上記の内容でおかしな点がありましたらご指摘いただければ幸いです。

 

 

※(私は毎日新聞と産経新聞のネット版を購読しています。読売新聞を購読したいのですが、紙を買わないとネット版を見せてくれない。朝日は私は正確な記事なのかわからないので遠慮しています。堂々と書いておいて後で訂正、というイメージを持っているもので。)

 

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