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2021年10月

2021年10月26日 (火)

(現塾生さんは据置です)来年2月から月謝改定の予定

来年2月入塾の方から弊塾の月謝を改定予定です。

現塾生さん今のまま据置です。ご安心ください。来年2月から新たにお入りになる方々もその金額でずっとやらせて頂きます。後から値上げはしませんのでご安心ください。)

 

一般コース10%程度、医学部コースは税抜で月額1万ほど上げる予定です。(気が変わってやめる場合もあり得ますが)

儲ける目的ではなく、もうすぐ還暦ですので、コマ数を減らして今の収入を維持が目的です。

お許し頂ければ幸いです。

 

それに色々と個別指導塾の料金を見てみるとうちは結構安い。(平均、税抜きで¥40,000程度)

こと英語長文に関しては無限大の差があるのに、うちが低い。(税抜¥36,000)

代ゼミの医学部個別など、なんと月額10万越え。(彼らより私の方が無限大の差で優れているのにうちは3分の1の金額。)

 

うちの長文の授業は月額100万でも安いというのが自己評価。(そんなに請求はしませんが。自分が暮らせればいいので)

長文読解、世の中の講義は結局文法、構文でしょ?

それって長文読解してませんからー。残念!!(古いですが)

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体験授業進捗

土曜13時月2回のコマの体験授業は終了し、お返事を待っているところです。

この方がお入りにならない時、または他の塾生さんが退塾の場合に募集をかけます。

それまでは満席ですので、一切のお申し込みはお控えください。

 

ルール違反はろくなことがありません。

よろしくお願いします。

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「二月の勝者」

日テレ土曜22:00〜

舞台が「吉祥寺校」ということで見てみました。

主役の柳楽優弥さんの黒木という校長の言うこと、することは、ご父兄様をATM視すること以外は完璧です。(生徒さんに対する対応、見解は同意見です)

 

井上真央の演じる講師はヘッポコですね。(ヘッポコが出るようにしている井上真央さんは流石に演技が上手い)

 

いずれにせよ、興味深いドラマです。

視聴率は初回9.7%第二回7.9%と減り気味ですが、受験生を抱えているご家庭は、大学受験でもご覧になるといいかもしれません。

黒木校長の生徒さんに対する態度には、共感するところだらけです。(ラストのああいう女性のいるお店は私は行ったことがないので、この点は違いますが)

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2021年10月25日 (月)

動画をアップしました

有料の動画をアップしました。https://filmuy.com/reading-pro
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「1つの助動詞に複数の意味があることの対処」です(左上)。

以下、その動画の宣伝文句です(塾生さんは「塾生用の動画」なので、無料のリンクを教えますのでお申し出ください。でも授業で教えていることと同じなのでわざわざ見る必要もないのですが…):

 

 

 

 

(塾生用の動画です)
助動詞は、例えばmayという1つに対して意味は2つ:「〜してよい」(許可)「〜かもしれない」(推量)

我々外国人には迷惑な話ですが(意味が複数あるように思えるので)、ネイティヴは困っていません。
mayは1つだと思っているからです。(1つなら困りません)

1つとはどういう意味でしょうか。
それを解説しています。

may
must
cannot
can
should
ought to
will
may well
を順に解説しています。

助動詞に対してネイティヴの感覚を学び取りましょう。
結果として長文読解の速度が速まります。

must,shouldは「義務」と習いますが間違いです。
「義務」が正しいなら、否定は「義務がない」→「〜する必要がない」となるからです。
must、shouldの正しい意味も教えています。(この動画だけだと思います。決して混乱する内容ではありません。それどころか、非常にスッキリしますよ。保証します。)

助動詞は3つアップします(1分100円でお願いします):
1. 1つの助動詞に複数の意味があることの対処(¥1,400)
2. 助動詞の過去形は2種類あることへの対処(might do?may have p.p.?)
3. 婉曲の助動詞への対処(would, could, might)

 

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2021年10月22日 (金)

まだドアベル故障中

まだドアベルが故障中です。

養生テープを巻いて対応しています。

生徒さん達は写真(↓)を見て「あれ?」と思うと思います。

 

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今週の頭までは「予約のある方専用のベルです」という掲示の上に「故障中 ドアをノックしてください」という養生テープを貼っていたのを、ドアベルの上に貼り直しました。

 

実は、「予約のある方専用のベルです」という掲示が見えなかったためか、先日ご年配の方がドアをノック。

なんだろう?と思ってドアを開けると「下の看板を見てきた。孫のためにパンフレットを頂きたい」とのお申し出。

「うわ〜、しまった〜」と思いましたが後の祭り。

 

パンフレットは無い旨等、たどたどしく説明させて頂き(想定外のことが起きると挙動不審になりますね)、HPしか無いということをご納得の上、お帰り頂きました。

本来は「困ります」みたいに毅然とした態度を取るのですが、読めない状態にしていたのはこちらの落ち度。(お孫さんのための善意にお応えできず申し訳ありません)

授業中ではなかったのが救いでした。

 

貼り直しましたので、もうパンフレットをくれというドアノックはなくなるかなと。

多分、「変な野郎だな」という反応をされてらっしゃったので実際にHPをご覧になる、さらには申し込みをされるということはないと思いますが、もしご覧になっていたなら、怪しい反応で申し訳ありませんでした。

 

空席が出たらお申し込みをお待ちしております。

空席がないのにお申し込みの場合は、その後の対応を辞退させて頂くことになりますので、十分にご注意くださいませ。

 

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時間が…

なかなか時間がなく、結局院試合格でのご挨拶のお申し出にはお応えできそうにありません…

今までもこういうお申し出の9割は結局お応え出来ていないので(他意はなく、実際に時間がない。休憩時間は本当に休憩しています。これをしないと授業のための脳にならないもので…)、本当に申し訳なく思っております(今後も、合格されてもご挨拶には対応出来ないことが非常に多い塾とご承知おきいただければ)

 

また大学院で一層飛躍していただければ、それが弊塾への挨拶がわりになると思います。

それに授業に来て頂いただけでこちらが感謝しております。

 

満席の場合に完全鎖国、という塾に入った、しかも運で入るのではなく努力して入るというコミットメント、中に入ってからの精進。(満席時に申し込む方を私は「ずるい」「怠け者」と見ています。だってそうでしょ?行列店で、行列に並ばずに入ろうって…ずるいですし、並ぶ苦労を省こうとしていて怠け者ですよね。しかもこういう人って、入れなければ他に行く。そういう人は決して再度申し込みことはない。それがわかっているのでこちらは冷たい態度を取るのです。ワンチャン、を狙うなら、満席時に申し込むのは絶対にやめてください。)

感謝するのはこちらでございます。

今後のご活躍を心より願っております(私が願うまでもなく成功なさるでしょうが)。

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2021年10月19日 (火)

癒しの時間

スペイン語が私の癒しの時間です……

大学1年程度はまだまだ今でもノー勉でわかります。

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一度聞いたら全て頭に残り、どう使うか、頭の中で瞬時に組み立てができます。

(大学4年でRey講師から言われた"Sr.Ikeda, ¿has estado en algún pais de habla española?”も「スペイン語を話す〜」って形容詞は初めて聞いたけどde habla españolaになるのか。en que se habla españolより楽だな。なら「英語を話す〜」ならde habla inglesaか、のようにすぐに変換できました。聞いて語彙がガンガン増えるので楽しかった頃ですね。)


まだ日本語と同等の感覚が残っていてホッとします。

 

写真のスペイン語は少々おかしいですが、オンラインで話している遠隔地(ここではエクアドル)が話し相手なので成立します。

Espero que mejore el tiempo ahí en Japón.「そちら日本の天気も良くなるといいですね」

まだわかる!

接続法も瞬間で判断できる!

(上智大学からバイト先のホテル○ークラまで歩きながら「接続法はスペインでは5歳の子供でもわかる。5歳での子供でもわかるルールだ。う〜ん、そんな子供でもわかるルールってなんだろう」とぶつぶつ言いながら[かなり怪しかったと思います]接続法の文章を頭の中でグルグルと回してました。虎ノ門に着いたあたりで閃いてそれ以降接続法では困らなくなりました。そうやって自分の頭で考え抜いた理解は消え去りませんね)

 

矛盾なく説明できることが重要。

矛盾点が出てきたら、もう一回考え直す(鯨構文も矛盾が出てきたらそうします。今のところ、矛盾点はないと考えています)。

とにかく筋が通った説明を自分にできること。

 

この繰り返しで思考力は鍛えられます。

自分に対してツッコミまくる。

自分に対して自分が1番のクレーマーになることが大事。(外部のクレーマーなど怖くなくなる。それに外部のクレーマーも矛盾点を教えてくれるなら大歓迎!比較級の前のnoが予備校や書物では「差がゼロ」とされていた件、掲示板の方々承知しました。正直知りませんでした。ありがとうございます。ただ2008年時点ではネットでは一切検索しても引っ掛からなかったというのも事実。証明できないのが弱いのですが。ただそういう書物などでも鯨構文は否定で訳していたようですがね。肯定だというのは私が日本初だと自認していますが…。これも書物でありましたか?)

 

 

 

機会があれば必ずスペイン語を復活させようと思います。

DELE B2が目標。

……いやとりあえずB1かな。

 

(英語は、鯨構文でわかりますが、専門家が間違えていて決してミスを認めない。魑魅魍魎の住む世界で非常に疲れます。その世界だと自分がそれ以上の化け物になるしかない。だから徹底して調べる、考える。人気予備校講師、神授業講師がするような強引な、新たな丸暗記を作り出すことは絶対にしない。単純な事実から導き出せる、もしくは古英語などの根拠があ流、裏打ちのある理論の構築を行っています。これこそが真の怪物。真実こそが絶対に負けることのない化け物だという信念で動いています。ですから私が間違えていると証明してくれたらすぐに修正しますのでご指摘ください。ただ変な指摘だとちょっと古いですが千倍返しになりますのでご注意を。安易な、おかしな理論は徹底して解明させていただきます。警告はしましたからね。…………時間がないからそんなことしている暇はないか。今来ている塾生さん達のために時間を使わせてください。)

 

 

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2021年10月18日 (月)

鯨構文の誤解の歴史

Google Books Ngram Viewerで1500年〜2019年の間で調べたところ(no more a fish thanで検索しました。最大5文字という制約があります)、鯨構文っぽい文章の初出は1819年。

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 (なお、同義のnot a fish any more でも調べましたが1891年が初出。no moreの方が先のようなので、こちらは割愛します。)

 

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↑Oliver OldschoolのThe Port Folio 130ページの

A whale is no more a fish than a man.

これがGoogleによる、書籍に残る世界初の鯨構文(的な文章)。

 

日本での初出は1899年斉藤秀三郎先生のPractical English Grammar: Adverbs, prepositions,conjunctionsの315ページ。(↓)

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 ここにA whale is no more a fish than a horse is. とあります。

これが私が調べた限りでの日本での書籍に登場した最初の鯨構文。

 

そして括弧内の記載が、現代まで続くの誤訳の全ての発端だと思います。

>(= A whale is not a fish, just as a horse is not a fish.)

「鯨は魚ではない、それは馬が魚ではないのと全く同じことだ」(塾長訳出)

 

おそらくネイティブにもチェックしたのだと思います。

「A whale is no more a fish than a horse is.とはA whale is not a fish, just as a horse is not a fish.ということか」と(もしかしたら、この文章はどう言う意味かと尋ねたのかもしれません)。
そして聞かれたネイティブはその通りだ、と答えたのでしょう。

 

「君にお金を貸すのはドブに捨てるのと同じだ」は「君にはお金を貸すことはない。それはお金をドブに捨てないのと同じことだ」ということかと聞かれた日本人は「その通りだ」と答えると思いますが、どうでしょうか。

 

(もしくは「君にお金を貸すのはドブに捨てるのと同じだ」とはどういう意味かと聞かれた日本人が、「君にはお金を絶対に貸さないよ。お金をドブに捨てないようにね、って意味だよ」と説明しても不自然さはありませんし、そう説明する可能性が高いと思います。肯定形で説明するより楽かもしれません。まぁ「君にお金を貸すという行為は、ドブに捨てるという行為と同じで、そういうことは一切しないということだよ」とは説明する方もいらっしゃるとは思うけど、それでも否定語が入ってしまいます。この、説明の際の否定語が……)

これが全ての始まりだと思います。(あくまで推測の域ですが、最善の推測はしたつもりです)

 

 

この後、1915年初版の「熟語本位英和中辞典」で上記の本の著者である斎藤秀三郎先生は、

A whale is no more a fish than a horse is.を「鯨は牛馬も同然魚ではない」(旧仮名遣いの「な」をGoogleは「あ」と読み込んだようです。私が所有している大正15年3月20日出版の初版再改訂版も旧仮名遣い、昭和30年出版の新増補版13刷927ページでは新仮名遣いで「ない」となっています。)

thanの後ろを肯定形で訳しています。

20211018-152530 

20211018-144840

 

しかし時すでに遅し。(1899年の影響が現代に残っている気がします)

それにまだthanの前を否定文で訳しています。

やはり不完全な訳だと思います。(当時、ここまでなさったことに敬意を払うとともに、誤訳は誤訳として修正させていただきたく思います。ただHe can no more swim than I can fly.の訳はお見事。「彼が泳いだなら僕は飛んで見せる」。thanの前後をどちらも肯定形で訳されています。同じように鯨構文も「鯨が魚であるなら、馬も魚だと言える」などとやっていただければ、高3でわけがわからず苦しみ[=moreとかthanがあるのになぜ「同じ」になるの?thanの後ろは肯定文なのになぜ「‥‥ない」で訳すの??]、no more〜thanは「〜でないのは…でないのと同じだ」と丸暗記をせざるを得なかった新潟の池田少年のような人がずいぶん減ったでしょうに。ここは少々恨言を言いたい)

 

この文章は、A whale is a fishと、a horse is a fishの二つを較べて、前者が、後者より=than)、moreより多い、より勝っている)である差がゼロ(=no)だという文章です。

これを合わせて、「鯨が魚だというのは、馬が魚だというのと、同じことだ」となるわけです。(既に訳したnoがなぜもう一度登場させて前者にかけて否定するのか、全く意味不明です。noとmoreでマイナスとプラスで掛けてマイナスだから否定で訳す?そんなことしなくても立派に否定の意味になっているわい。だというのに、否定語を付け足すなんて余計なことをするから意味が重複しておかしなことになるのだよ。)

 

thanの後ろはisという直説法。

「事実だ」という意識の時に使う文法規則です。

「鯨が魚だ」なんていうのは「馬が魚だ、と本気で事実だと思っている(=直説法)」というバカな行為と同じだ、と言っているわけです。

 

なのにthanの後ろは肯定形ですが否定です、否定で訳しましょう、なんてやったら全く意味がないわけです。

なぜnoを2回訳に使い、thanの後ろにわざわざ書いてないnotを付け足すのか。

(TBSの昨日のドラマ「日本沈没」で関東沈没説を認められなかった世界的地球物理学の権威と同じかな)

 

否定で訳している方々。

君らと話すのは、言葉が分からない人間と話すのと同じことです。

 

この文章でさえ、「君らと話さないのは、言葉が分からない人間と話さないのと同じです」としたら意味が壊れるでしょ?

なのに否定で訳すのは意訳だなどと言う。

意味を壊していると思うのは私だけなのでしょうね、きっと。

 

だから私は英語の関係者とは一切縁を持たないのです。

そんな人々が「思考力が大事」とは片腹痛いわ。

 

こちらはデータを提示しました。

さぁdisproveしてみてください。

データ、言葉をねじ曲げる「世良教授」とは縁など不要です。

 

こんなことでさえ修正が効かない日本の英語界は、やっぱり私は関係を持ちたくない。

著者の斎藤秀三郎先生は、誤訳があれば修正を望むはず。(当時、あれだけの本を書けた方ならきっとそうだと私は信じます。)

それができない日本人が英語が得意になるというのは、何も考えていないのに思考力がつくのと同じです。

 

(上智大外国語学部イスパニア語学科に入学を決めて、記念受験だった早稲田大学政経学部の入試[国語の過去問を全くやらずノー勉で受験。英語と世界史は合格点を取れましたが、A判定だったとはいえ……]。最後の科目のベルが鳴り、顔をあげた瞬間に頭の中で鳴り響いた言葉が「もう英語やらなくていいんだ!!」。実は自分でも頭で鳴り響いたこの言葉には驚いたのですが、その実この言葉は決して間違いではなかったと思ってます。なぜか今ドップリやってますが…。まぁ独自路線で歩みます、今後も。ちなみに、早稲田が第3志望だったのは、せっかく英語の偏差値が上がったのに当時の早稲田政経の英語の問題は非常に簡単。こんなレベルの英語の試験をクリアして入れる程度の大学に入っても語学の力は伸びないかな、などと思いました。上智で正解だったと思っています。ただ今の早稲田の問題は相当すごいことになっていますので、今の入試だと分かりません。)

 

 

 

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2021年10月16日 (土)

than以下を否定で訳すのがポイント……(もちろん間違い)(ToT)

先日質問を受けました。

教科書の内容だそうです。

 

…the body in which we walk and which we think solid , is in reality, no more permanent than mist.という文章が「鯨構文」という文章なのだそうだが、学校の説明がわからない、教えて欲しい、というものでした。

 

先に正しい訳を書きます:

「我々がまとって歩いている、そして堅牢であると思っている肉体が実は永遠のものだなんていうのは、霧が永遠だというのと同じだ」 

「我々がまとって歩いている、そして堅牢であると思っている肉体は実は霧と同程度の永遠性である」

 

という訳が適切です。

noという否定は、moreの前にあり、「より多い差がゼロ」→「まさった差がゼロ」→「(悪い意味で、勝らない意味で)同程度」となり、noの役目はもう終わり。(もうこれ以上働かせてはいけない。

thanの後ろとthanの前がno more(同程度)と言っている文章です。

 

thanの後ろの省略を補うと、than mist is permanent

thanの後ろは肯定文です。

 

「我々がまとって歩いている、そして堅牢であると思っている肉体が実は永遠のものだ」は、「霧が永遠のものだ」よりも(=than)「(悪い意味で、勝らない意味で)同程度」(=no more)

まとめて:

「我々がまとって歩いている、そして堅牢であると思っている肉体が実は永遠のものだなんていうのは、霧が永遠だというのと同じだ」 

「我々がまとって歩いている、そして堅牢であると思っている肉体は実は霧と同程度の永遠性だ」

となります。

 

比較される二者は同種類のものです。

ですから「肯定文」と「肯定文」を較べているのです。

 

thanの後ろが肯定文であるにも関わらず否定で訳しましょう、という暴論が出てくるのも、比較される二者は同種類という前提に基づいているのです。

thanの前を「我々がまとって歩いている、そして堅牢であると思っている肉体は、永遠ではない」と否定で訳したので(もちろん間違いです。noは「差がない」で使ってしまい、もうお役御免ですので)、thanの後ろも否定で訳して「霧が永遠でない」として、この二つをくっつけて「我々がまとって歩いている、そして堅牢であると思っている肉体は、実は永遠ではないというのは、霧が永遠でないのと同じだ」「我々がまとって歩いている、そして堅牢であると思っている肉体は、霧が永遠でないように永遠ではないのだ」とするのです(私、この訳文、意味がわかりません。非常に不自然です。日本語らしくない日本語です。後者はまだマシかもしれないが、肯定文を否定で訳すのはマズイでしょう。)。



ただ、これを教えていた先生は一生懸命教えていたということで生徒さんは好きだと言っていましたので、非難はしませんが……(私は正しい内容を教えていますが嫌われますので辛いところです)

「than以下を否定で訳すのがポイント」ではなく、肯定で訳すのがポイントです。

意訳…になんてなってませんよ。

意味を壊してます。

肯定の文章、英語の意図も肯定であるのに否定で訳して「意訳」……ではなく真逆です。

 

先生、もう少し頑張りましょう。

 

 

 

 

 

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2021年10月14日 (木)

来年度以降は家庭教師が派遣できるかもしれません

ただいま人員がいないので家庭教師の派遣をしておりません。

が、来年は合格後に希望している生徒さんがおられるので派遣可能になると思われます。

 

弊塾は必ず力がある卒業生を派遣します。

授業内容を私に送ってくる(=写真)という約束は必ず守ってもらい、私が監修して私と同じ授業内容にしています。

(ということは、写真を送ってこない奴には2度と仕事が行きません。「クビ」ではありません。2度と仕事が行きません。ご父兄様が一生懸命稼がれた大切なお金を頂くのです。仕事をなめているやつに仕事は回しません。当たり前です。…という基準で派遣しています。ご父兄様におかれましてはご安心いただければ幸いです。家庭教師希望者は一層本気でやってください)

 

学生だから、という甘えはない卒業生にのみ仕事を回します。

来年度にぜひ家庭教師もご検討ください。

 

偏屈な塾長から鍛えられています。

ルール違反はしない人間を選んであります。

弊塾でルール違反をする奴はいません。

 

家庭教師で選んでくださったご家庭のお役に立てるものと思います。

来年度以降になりますがよろしくお願いします。

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2021年10月11日 (月)

体験授業進捗状況

先日受け付けた体験授業ですが、中間テスト以降に体験授業をする事になり、まだ実施していません。

この方がお入りにならない場合、もしくは現・塾生さんが退塾されるまで弊塾は満席です。

 

満席時にお申し込みの方はその後のお付き合いを一切お断りさせて頂いております。(空席の時にお申し込み頂いても対応を一切致しません)

「ワンチャン大丈夫かも」という事は絶対にありません。

どなた様でも平等に扱います。

 

何卒事前のご承知おきをお願い致します。

満席と言っているのに弊塾が受付をするとお考えになるのは、私が嘘つきだと言っているというのと同じです。

ご勘弁ください。

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スケジュールが…

少々スケジュールがきつく、大学院試合格の方のご挨拶のお申し出をなかなかご返信できず…

申し訳ありません。

 

今までもご挨拶のお申し出に対応できないことが多く…

満席時には鎖国状態の弊塾ですが、鎖国していてもスケジュールがきつくて…

時間が見つかり次第ご連絡申し上げます。

 

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2021年10月 9日 (土)

mayは50%

先日、授業でmayがなぜ50%の推量の意味になるのかの理由を詳しく説明したら(他の助動詞も全てなぜそうなるのかを説明)、その生徒さんから「初めてわかりました。某有名有料動画サイトでは何の説明もなく50%というだけで、あと他の助動詞も含めて数字だけで説明されて混乱していたのでスッキリしました」と言われました。

 

予備校講師とかの「暗記不要」には十分に注意してください。(英語はほぼ怪しい)

「思考力」が必要な世の中なのに、mayは50%というだけでそれ以外説明なし……(説明なしで「思考力」が養えるのでしょうか。覚えてしまった方、50%ってなぜでしょうか。それがなぜなのかわからないならそこに「思考力」は無いですよね。)

それって新たな丸暗記ですよ。みなさん気がつきましょうね。情けない。(高校で導入しているのだそうですが、高校の英語の先生、気付きましょう。おかしいですよ!)

 

あと、これを説明している講師。

もうハッタリ、こじつけはやめておきなさい。

真面目にコツコツ教えている人間の邪魔です。

 

まぁmayが50%になる理由は有名な話なのに説明がないのは……

何でもwillが100%なのだそうで、mayを説明しちゃうとwillが100%との説明がつかないからmayの説明を避けているのでしょう。

 

ジーニアス英和辞典でmightを引いてみてください。(ぜひお願いします)

推量の助動詞に関しての「話し手の確信度」が出ています。

「話し手の確信度はcould,might,may,can,should,ought to,would,will,mustの順に強くなる」との記載あり。

 

mustはもちろん「〜に違いない」です。

He must be a fool.「彼は馬鹿者に違いない」の確信度は95%程度と弊塾では教えています。

ジーニアスによればwill「きっと〜だろう」はmustより弱い。

 

mustの95%(少なくとも100%ではない)よりwillは弱い。

100%というのは絶対に間違いです。(確かにかなり強い推量ではありますが、絶対に100%ではない)

それになぜ100%なのか?

 

その説明がないなら「丸暗記」です。

馬鹿言ってんじゃねえぞ!

 

……きつい言葉は不快かと思いますが、あまりにもひどいので。

考えましょう、もっと。

「思考力」が大事なのでしょう?

 

なぜmayは50%なのか。

willは「きっと〜だろう」が弊塾の訳。

確信度は90%程度とみています。

 

まぁなぜそうなるかを説明してもいいのですが……

有料の弊塾のサイトで説明しましょうか。

出鱈目の説明の動画に対するコメントで「わかりやすいです!」

 

アホか、あんたら。

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2021年10月 8日 (金)

出版…………?

一応出版に向かって動いている……のかな?

コンサルタントの方に任せているのですが、非常にゆっくりと…多分動いています。

 

長文読解の本になりそうです。

今売れている本として教えていただいた本を古本で取り寄せてみましたが……(こういう本を標的にしましょうということです)

ひどい……

 

これって、読んでも、一人でやるよりはもしかしたらマシなのかもしれませんが、本当に「マシ」程度です。

 

弊塾の生徒さんなら皆わかることなのですが、

構造分析はそこそこで、文展開を先に読み取り、その文展開に基づいて文章を読み進む。

一番大事なことをこれらの本は一切していません。

 

失笑するしかありません。

それで長文「読解」かよ、バカ言うな。

文法、構文を長い文章でやっているだけ。これを長文読解とは言いません。

 

……といえども、私のしていることは今まで誰もしていないことなので、まぁ本として世の中に受け入れられるか。

効率的な読解方法ではあるのですが、受け入れられない可能性も考えなければ。

まぁ結局経済活動ですから。

 

それに私には敵が多いと思われますし。(ただ他の英語の先生たちの間違っていることを指摘しているだけなのですが、英語の先生はなかなか真実を受け入れない)

受け入れられたとして、パチモンが出てきた時にどうやってそれを排除するか。

 

私は1995年(今の所判明している限りでは。おそらく1993年に確立した記憶がありますが)からやっている読解法で、他者が真似ても彼らは1年目。

私は26年(かそれ以上)目。

初心者と元祖。

 

まぁですからそんなに心配する必要はないのですが、それでも粗悪品自体が許せない。

私の「方向性リーディング」はスラッシュリーディングが前提なので、構文主義の方々には絶対にできないとも考えられる。

今更スラッシュを引き始めるわけにはいかないでしょうし。(引き始めたら、それまでのその先生の生徒さん、激怒するでしょうね。粗悪品を教えていたのか!とね)

 

スラッシュは便利です。

私は大学受験時(偏差値80程度)にはもう引かないでも読めるようになっていました。

TOEICなどで一切記入ができない試験でも心配することはありません。(スラッシュがなんたるかを知らない先生あたりは頓珍漢な批判をするでしょうが、スラッシュリーディングは日本人には有効であることが多いです[個人差があるでしょうから断言はしませんが]。もちろんネイティブは引かないのですから最終的には引かないことが目的です。日本語がペラペラな英語のネイティブが、スラッシュを引かない方が速く読める、と言ってもそりゃネイティブはそうでしょう。引かなくても読める人間が引いたら遅くなるのは物理的に当たり前。英語が読めない日本人がスラッシュをマスターすると、それまでの何倍もの速度で正確に読めるようになるわけです。そのネイティブが明治大学の教授であっても言っている批判は全く的外れです。色々な状況を踏まえて考えない大学教授がいることに驚きました。上智の鬼のイスパの教授陣には本当に感謝しています。しっかりと考える語学の基盤を作っていただきました。)

 

大学入学以降は、英語とスペイン語でも引くことはほぼ無し。

たまに非常に複雑な文章で、念のために引くことがスペイン語ではありましたが。

 

まぁ本が出る事になったら…よろしくお願いします。

本人は出したいと考えてますが、まぁ状況が許せば、です。

続きを読む "出版…………?"

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2021年10月 3日 (日)

[満席情報]

[満席情報]

土曜13:00隔週のコマは10/3/2021, 2:12p.m.に受付いたしました。

弊塾ただいま満席です。

この方が入塾されない場合、他の方が退塾された場合までご応募はお待ちください。

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2021年10月 2日 (土)

空席情報[10/2/2021]

[空席情報](10/2/2021, 10:16p.m.記載)

土曜13時〜隔週で募集します。(10月9日30日、11月6日27日、12月4日11日。1月22日29日。ご都合がつかない日が3日程度でしたら振替で対処しますのでご相談ください。 )(ご希望があれば来年2月から月4回に移行します)

隔週の場合は、弊塾の募集要項に基づき、4回未満なので、以下の料金になります。(入塾金も別途ございます。一般コース税込39,600円医学部コース税込44,000円

高1、高2税込24,200円(税抜22,000円)

高3は本来、一般コース税込24,200円、医学部税込26,400円ですが、10月以降は受験まで期間が短いので一般コース税込28,600円(税抜26,000円) 、医学部コース税込31,900円(税抜29,000円)となります。

 

高1、高2来年2月以降に月4回に移行(月額税込39,600円)になります。(医学部は税込44,000円)

また、高3が万一浪人の場合には通常料金(一般月4回税込39,600円、医学部44,000円)に戻ります。(来年4月以降)

 

また冬季講習もご招待いたします。

先着順ですので2番目以降の方はまたの機会にお願い致します。

弊塾としましては、高1高2の方においで頂きたく思っております。

以上何卒よろしくお願いします。



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緊急事態宣言解除

緊急事態宣言が解除されました。

感染者も減っている……ように見えますが、ワクチン接種が増えて、症状に現れない方が増えただけではないかと思っている(=PCR検査に行かない→感染者数が減るのは当然)ので、今後も弊塾は今まで通りの感染症対策を続けます。

 

・生徒さんがいらっしゃったら、手指の消毒(机にアルコール準備してあります)

・生徒さんが入れ替わるたびに机、椅子、スリッパのアルコール(70%以上)での消毒

・サーキュレーター、換気扇を常時オンにして常に室内と室外の空気を入れ替え

・ドアノブのアルコール(70%以上)での消毒

・生徒さんが入れ替わるたびに生徒さんが通ったところの次亜塩素酸水(120ppm以上)での噴霧による消毒

 

そういえば、まだインターホンは修理がされていません。

大家様が連絡がつきづらく、また管理会社もこちらが「お問い合わせフォーム」で連絡しても半月経っても中身を見て頂いてなかったなどの対応です。

ようやく先日パナソニックが来てみてくれましたが……

 

どうも室内に次亜塩素酸水を霧吹きで噴霧したのが中に入り込んでショートが発生したらしい。

しかしこれは7年前からやっていることだし、この前修理した後の1ヶ月で7年間起こらなかったことが起きた?

なかなか脆弱な機械です。

 

仕方ないのでこんな感じにしました→

Img_3961

これで湿気が入り込む余地なし。

 

しかし世界のパナソニックの機械がこんなに弱いものだとは思いませんでした。

 

昨日13:30頃、弊塾のビルの、弊塾ではない火災報知器が作動して大騒ぎに。

きっと台風で湿気が高い中で換気を徹底していたどこかの部屋でインターホン(=火災報知器に接続)が誤作動したのではないかと疑っています。

管理人さんに確認してない(通るときにいつもいない)のですが、確認してみます。

 

こちらとしては、もし誤作動なら、やっぱり起こるでしょ?と言いたい。

きっとしっかりと感染対策をしていたお部屋なのだと思います。

湿度・気温が高い状況で換気なんてコロナ前ならありえないことです。

 

コロナでどうしても換気をしなくてはならない。

なのに火災報知器(=インターホン)が脆弱。

まぁパナソニックにとっても想定外なのでしょうから、仕方ないのでこちらでしっかりと対処します。

 

パナソニックの社員に聞いても、インターホン付近の噴霧は避けてくれ、と言うだけ。

それで感染が起きたらどうするのか。

感染対策も、インターホンも、となると写真のようなものが最善だと判断しました。

 

コロナで分かったことの一つに、専門家があてにならないということがあります。(英語長文読解はどうぞ弊塾を信じてください)

今回のインターホンでも同様で、最善の策は当事者ではない専門家ではなく、当事者の自分で考えるしかないようです。

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