mayは50%
先日、授業でmayがなぜ50%の推量の意味になるのかの理由を詳しく説明したら(他の助動詞も全てなぜそうなるのかを説明)、その生徒さんから「初めてわかりました。某有名有料動画サイトでは何の説明もなく50%というだけで、あと他の助動詞も含めて数字だけで説明されて混乱していたのでスッキリしました」と言われました。
予備校講師とかの「暗記不要」には十分に注意してください。(英語はほぼ怪しい)
「思考力」が必要な世の中なのに、mayは50%というだけでそれ以外説明なし……(説明なしで「思考力」が養えるのでしょうか。覚えてしまった方、50%ってなぜでしょうか。それがなぜなのかわからないならそこに「思考力」は無いですよね。)
それって新たな丸暗記ですよ。みなさん気がつきましょうね。情けない。(高校で導入しているのだそうですが、高校の英語の先生、気付きましょう。おかしいですよ!)
あと、これを説明している講師。
もうハッタリ、こじつけはやめておきなさい。
真面目にコツコツ教えている人間の邪魔です。
まぁmayが50%になる理由は有名な話なのに説明がないのは……
何でもwillが100%なのだそうで、mayを説明しちゃうとwillが100%との説明がつかないからmayの説明を避けているのでしょう。
ジーニアス英和辞典でmightを引いてみてください。(ぜひお願いします)
推量の助動詞に関しての「話し手の確信度」が出ています。
「話し手の確信度はcould,might,may,can,should,ought to,would,will,mustの順に強くなる」との記載あり。
mustはもちろん「〜に違いない」です。
He must be a fool.「彼は馬鹿者に違いない」の確信度は95%程度と弊塾では教えています。
ジーニアスによればwill「きっと〜だろう」はmustより弱い。
mustの95%(少なくとも100%ではない)よりwillは弱い。
100%というのは絶対に間違いです。(確かにかなり強い推量ではありますが、絶対に100%ではない)
それになぜ100%なのか?
その説明がないなら「丸暗記」です。
馬鹿言ってんじゃねえぞ!
……きつい言葉は不快かと思いますが、あまりにもひどいので。
考えましょう、もっと。
「思考力」が大事なのでしょう?
なぜmayは50%なのか。
willは「きっと〜だろう」が弊塾の訳。
確信度は90%程度とみています。
まぁなぜそうなるかを説明してもいいのですが……
有料の弊塾のサイトで説明しましょうか。
出鱈目の説明の動画に対するコメントで「わかりやすいです!」
アホか、あんたら。
| 固定リンク
最近のコメント