「タフ構文」がなぜかバズっております
弊塾HPのタフ構文がやたらアクセスが多い。https://reading-pro.net/%E3%82%BF%E3%83%95%E6%A7%8B%E6%96%87%E3%81%A8%E3%81%AF/
4〜5年くらい前に、現役の時にうちに来ていて、浪人(まぁ都立国立高校は浪人が多いですな。国高祭に燃えますからね)していた生徒さんから「タフ構文」ってなんですか、という質問が来た。
それに回答した文章をほぼそのままHPに載っけただけのもの(名古屋大学に合格。さすが国高。国高の生徒さんにはまた来てもらいたいですね。高3の夏休みを全て国高祭準備に取られてしまうのはこちらとしては少々辛いですが…)。
(気心の知れたうちの生徒さん用の文章のため、柔らかい口調が不要と判断し、少々固い文章です。そのうち「です」「ます」調に書き換えるかもしれません。)
過去28日間で215クリック。
その前の28日間が67なので相当延びている。(まさかこんなマイナーなところでアクセスが増えるとは驚きました。4〜5年前に、その生徒さんのために自分の頭を整理して書いたのですが、しっかりとやっておいて良かった。)
Googleで「タフ構文」で検索すると第2位(一位は福岡県の塾さん。悪いが平凡な内容。私がダメだと言っている内容そのもの。なんでそんなのが全国一位なのか。こちらの塾さんが悪いのではなく、ここも「そういうものだ」とやっているだけなのですが、あまりに普通。平凡が一位とはGoogleのAIも平凡、まだまだですな。Googleが踏み込むことで日本の英語も変わるのに。AIには矛盾なく説明できているかで判断してほしい。)
ちなみにタフ構文とは何か(Wiki→https://ja.wikipedia.org/wiki/Tough構文
タフ構文の解説って、結局こういう書き換えをするんです、というところに落ち着いているのが非常に嫌で、突っ込んで解説をしてみたのです。
書き換えができたら、その構文がわかっていることになっているって、絶対におかしいですよ。
The question is too hard for me to solve.
→The question is so hard that I cannot solve it.
はい、書き換えできました、私は完璧です、って変ですよね。(学校に試験で点数は取れても、本質の部分はわかっていない。書き換えだけできても浅いのです)
書き換えではなく、too〜to…、so〜that…cannotを解説してほしいです。(上がto soleveで下がsolve itなのはなぜか、とか。「説明されるものを説明の中に入れてはいけない」で説明可能です。)
各々の内容が深くわかれば自動的に、あ、確かに書き換えできるわ、と理解できる。
自分が英語業界を忌み嫌うのは、例えばタフ構文なら「書き換えを解説=わかった」ではないのだ、と理解している人間があまりに少ない。
(「タフ構文」で検索してみてください。全てが書き換えで対応、正面から解説することを避けている。説明できないくせに、書き換えにすり替えて、説明したことにして生徒さんを騙している。生徒さん側も生徒さん側で、納得できていないのに自分が頭が悪いからわからないのだ、書き換えで対応するものなのだ、そういうものなのだと思い込む。この循環で日本人の英語力が下がる。私は間違っていないと思います。)
先人がこう言ったので、わかりづらいがそのまま受け入れま〜す、という凡庸な人間ばかり。
本当に嫌になります。
自分はタフ構文の解説は完璧だと思っていますが、これを超える解説で納得させられたら(ないと思いますがね)、それに敬意を表し、変更します。
英語の世界って、論破してもそのままトンズラする連中ばかりです。
私のQuoraのページで『「過去分詞」という名称は噴飯物』という言葉に食いついてきた方、Twitterで分詞構文は形容詞句と上智の外英が言っているということに対して食いついてきた奴とか、論破してもそのままトンズラ。
人に文句つけておいて(しかも相当な喧嘩腰で)、なのに論破された。
その時に言う言葉があります。
「すみませんでした、私が間違っていました。私には正解が見えていませんでした。狭い視野しか持っていないくせに、生意気なことを言って申し訳ありませんでした」
私なら言います。(本当)
そしてその方についていきますね。(これも本当)
(私なら言うという意味で、相手に強要する気はないのですが、それでも一言何か言えよとは思いましたね)
英語の世界は礼儀がない。
仁義がない。
本当に日本の英語の世界は嫌気がさします。
でも、だからこそ高校時代の私のように、訳のわからないことを言う人間に習っていて、困っている方が多いはず。
だから私は孤独ですが英語の世界には居続けます。
Doctor Xの大門未知子以上に私は一匹狼ですが、そのほうが色々と気づけるのです。
偏屈なのではなく、自分の脳みそを鍛えるためです。
私を論破できる方がいたとしたら、かなり世の通説から外れた説であると思います。
しかし完全に矛盾なく納得のできる説。
そういう方には私は必ず師事します。
例え年下でも、です(全てに渡って素晴らしいでしょうから、そういう方は)。
そういう方に「お説の通りですが、私の意見も加えた…」などという暴論、失礼な言は絶対にしません。
「お説の通り」なら、付け加えも減じることも出来ないからです。(5秒おきにやったりやめたりできる動詞が進行形、なんてrainとかresembleという例外がある。だからその後に付け加えが必要。スタサプを信じている人には申し訳ないが、これは「お節の通り」、後述の「真理」では決してありません)
ただ平伏し、その理論の根源の甘露を味わうのみ。
こういう理論を「真理」というと思っています。
私のタフ構文の理論はそれであると思っています。
(初めて読んだ方はおかしいと思うかも知れません。では矛盾点はあるのか。しっかりと検証してください。疑ったからには、ご自身の意見もまとめてみてください。その考え方は、単に書き換えを推奨するものではないのか。矛盾はないのか。しっかりと検証してください。)
タフ構文がわかると、This car needs washing.「この車は洗う必要がある」The prgram needs listening to.「その番組は聴く必要があるね」のwashing, listening toがなぜbeing washed,being listened toにならないのか。
This book is selling well.「この本はよく売れている」 The knife cuts well.「このナイフはよく切れる」という「能動受動態」がなぜ起きるのか。
Kyoto is worth visiting many times.「京都は何度も行く価値があるね」のvisitingも受け身のように見えるが、決してbeing visitedにはせず、visitingでいいのはなぜか。
ここら辺が全てつながります。
バラバラではないのです。
全てが矛盾なく説明できるなんて美しい以外の何者でもない。
(私のタフ構文の見解に文句のある方は、ご自身の見解がこちらまで波及できますか?多分できないと思います。それ以前に、何言ってるの、こいつ、でしょ?本当、大したことねえな、あんたらは。)
自分の頭の中で見つけたものですが、うちの生徒さんは皆納得済み。
脳みその容量は人間限界があるものですが、イメージとしては絶妙に折りたたんで、脳みその容量を取らないようにしている、というところでしょうか。
バラバラで、脳みその容量を無駄に取ってしまうなんてのが日本の英語。(構文なんてやってもやっても新しいのが出てきて嫌になります)
真理は脳の容量を奪うことはありません。
コンパクトに脳の中にすっぽりと収まります。
そういや、なぜかYouTubeでおすすめに「石丸安芸高田市長」の答弁が出るのですが、
石丸市長に論破された人々も一切謝罪なし。
……だからお前も我慢しろよ、という意味なのでしょうか(だとしたらGoogleのAIやるな。そうだとしたら前言撤回しなくてはならない)
なら仕方ない。
我慢するとしますか。(石丸市長、今後もしっかり!)
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