現在分詞、進行形vs未完了能動分詞、未完了形
池田英語塾は、一般的な用語も教えます。
欠点を教えて、それを全てカバーできる用語に置き換えます。
(池田英語塾の玄関を一歩出たら、一般的な用語で言え、とも徹底しています)
現在分詞→未完了能動分詞
進行形→未完了形
軽くですが、表にまとめてみました。
そして色ペンで思いつくところを書き込み。(赤青の差に特に意味なし。区別に意味なくなんとなく書き込みをしてしまいました)
優秀な方(きっと、お〜なるほど!と膝を叩いてくださると思っています)、今までの用語でどうもしっくり来なかった方にはいい内容だと自信ありです。
「進行形」「現在分詞」だと、完全な説明ができない用語なので、色々と補足をつけなくてはならず、非常に脳を無駄に使います。
「未完了」はそれで完全な用語ですので、矛盾がありません。
「現在未完了形」はisという現在形と未完了能動分詞を組み合わせるだけです。
(「現在進行形」はisという現在形と現在分詞を組み合わせるわけですが、現在分詞では「〜している」という「進行」の意味をダイレクトに表すわけではなく、「現在分詞は進行なんだ」と補足して頭の中で考えねばならない。これが「脳を無駄に使う」という意味です。)
旧来の用語でいいのだ!という方には全く向きません。
でもそういう方々。
「現在分詞」って現在を表していないじゃないですか。
あなた方は頭がいいからそれでも理解できたかもしれない。
でも理解できない方のほうが多いと思います。
そういうもんだ、と飲み込んで丸暗記の方も非常に多い(高校生の時の私です)。
ですから池田英語塾の用語に関しては、皆さんの優秀な頭脳に免じて文句をつけず、逆に普及にご協力願えないかと思う次第です。
言語を学ぶのに不正確な用語、言葉で習うというのは滑稽(こっけい)です。(言葉を勉強しているんですよね?変な言葉で。変な用語で言葉を学んで変な結果にならないというのは厳しい気がします。変な結果になると思うのは私だけ?偏差値80近くあっても、どこか英語に消化不良を感じてました。これって変な結果の一つです)
未完了という言葉(一旦〜してまだ終わっていない、一旦〜し始めてまだ終わっていない)という概念はこれ以上ないものだと思っていますが、池田英語塾の提唱する用語以上に的を得た用語があれば、私はそれに乗り換えます。
もし無いのならぜひ未完了能動分詞、未完了形に乗り換えてください。
※現在分詞って、present participleのpresentを「現在」と訳した誤訳です。
presentには「居合わせている」という意味もあります(ジーニアス英和大辞典)。
pre-が「前」、esが「存在する」が原義です。
ここから「前に存在している」→「居合わせている」、「目の前で起きている」くらいの意味になると思っています。
この意味に沿った分詞の名前ならまだ私も受け入れます。
I saw a running dog yesterday.なら「私は、目の前で走っている犬を昨日見た」
これならまだ「現在分詞」よりはマシだと思います。
時間の概念を入れていないですからね。
でも「未完了」が最善かな。
a fallen leaf「落ち葉」が気になります。
「現在分詞」は明治時代の誤訳です。
誤訳を正さないことが言語を学習する人間の態度とは噴飯物。
道なき道を進んだ先人の努力に敬意を表すると共に、誤訳は誤訳なので、それをきちんと正していくことが令和の我々の使命と思います。
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