「英和の訳順」を見つけ出した経緯
予備校講師時代に必要に迫られて見つけ出しました。
1989年だったので、私が25歳の時ですね。(今年還暦を迎えますので35年前か)
スラッシュで授業をしていて、わかりやすいと好評を頂いていたのですが、ある時、現役の高2の生徒さん(東京外国語大学イタリア語学科と上智大学外国語学部英語学科に合格。前者に進学)から次のような質問が:
「スラッシュが非常にわかりやすくて助かります。ただ、模試では綺麗な日本語で書かねばなりません。スラッシュ訳だけではなく綺麗な日本語も教えてもらえますか」
なるほど!と快諾。
……ただこれがなかなか大変。
当時、私はどんな難問も30秒ほど考えれば和訳は出せました。
しかし授業中だと、生徒さんの前で、生徒さんの目が私に集中している中での30秒…
そもそも授業が若干中断してしまうし、当然なかなかの緊張を強いられてしまう。
そのため初めは事前に全訳を書いて授業に臨みました。
しかし、週に何本も長文の授業がある。(若手は辛いのです。当時のベテラン講師は週に1つだけ同じ長文を再放送していればいいので非常に楽をしていたのですが)
全ての授業に和訳を準備するのがなかなか辛く…
1ヶ月で音を上げて、休みの日曜に、左に英文、右に作った和訳を置いてじ〜っと見つめて考えた。
「私は少し時間をかければすぐに和訳は出せる。何か頭の中にルールがあるはずだ。ん〜、なんだなんだなんだ…」
こんなことをしてついにルールを見つけました。
これが非常に秀逸。
その後一切和訳の準備をせずに済むようになりました。(非常〜に楽になりました。当然今でも使っています。35年経っても色褪せることのない技術です)
こういうルールです。
それを池田英語塾では教えているのです。
生徒さんの和訳の力が劇的に上昇するのは当然なのです。
(下線部訳が受験である方は池田英語塾一択です!)
これが身につくというのが、池田英語塾の入塾した生徒さんたちへのお約束の一つです。
他の予備校・塾では一切身につきません。
今からそれらが準備をしても、自ら見つけ出し35年やってきた私には敵いません。(ルールを見つけられないで、人が考えたことを真似るだけ、パクるだけの脳と、その一方で、そういうルールを見つけ出せる脳、自ら考える脳。どっちが上でしょうか?どちらから学んだら本当に頭が良くなるでしょうか?さぁ、皆さんの選択はどっち?)
残りの2コマへのご応募お待ちしております。
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