2023年 フランス BELLOTA FILMS/ARTE France制作した「マトリックスの衝撃 -仮想現実に覆われる社会-」を見た。https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2024140975SA000/
興味深い意見…ではなく真実の指摘がされていた。
「 インターネットは人々をつなげるだけではなく、悪夢のような存在になりえます。情報の民主化は知識の共有を可能にする一方で、全く別の現象も生み出しました。信念を神聖化して事実を歪めるのです。真実は1つの意見とされました。明らかだった事実が曖昧になり、価値観は覆されます。」

なるほど…
事実が意見とされるとは恐ろしい。
事実が「絶対ではなくなる」=「相対化」されるということです。
しかし我々の周りには非常に多い。
お気づきですか?
騙されないようにしましょう。
自分の頭で判断するために私はロジックを駆使します。
ロジックで説明できるなら、それは誤りではないとわかります。
私が大嫌いな日本の英語業界は、ロジックが全く通用しない世界。
だから私と他の英語関係者は話が通じない。
I can no more swim / than she can.
「私が泳げるというのは(I can swim)」「まさった差がゼロだ(no more)」「彼女が泳げるのより(than she can)」
→「私が泳げるというのは、彼女が泳げるというのと差がないことだ」
→「私が泳げるというのは、彼女が泳げるというのと同じだ」
→「私が泳げるなら彼女も泳げるということになる」(もっと口語調にすれば「俺が泳げる?それって彼女も泳げるってことだぜ」くらいでしょうか。)
非常に論理的です。
これを日本の英語人たちは「私が泳げないのは彼女が泳げないのと同じだ」とします。
上のロジックからは一切導けない考え方、こういう人たちとは話が通じません。
thanの後ろは肯定文なのに勝手にnotを加えたり非論理的です。
thanの後ろが肯定文なのは、肯定文同士を比べているからです。
勝手にthanの前を否定文に解釈し(noはmoreにかかり、差がゼロと言っているだけ。文章を否定していません。なのに否定文扱いにします。気が狂ってます。)、故にthanの後ろも否定文だなんてロジックのかけらすらない。
私の「私が泳げるなんて、彼女が泳げるというのと同じだ」は事実です。
「私が泳げないのは彼女が泳げないのと同じだ」は愚人の「意見」です。
事実と意見を区別するのにはこのように「ロジック」が必要です。
そういえば、昔、塾も経営しているという英語教員の方からのメールで
>クジラ構文も先生のお説通りであると判断していますが、先生の説明にプラスした私の意見も後日付させて頂きたいと思います。
「意見」なんだよな…(自分で言ってます)
私の考えは「お説通り」(=事実)。
なぜここであなたの「意見」が入り込むのか。
英語の先生はこの方のように「意見」ばかりで「事実」に何かを「プラス」するのですよ。(だから英語の先生って何を言っているのかよくわからない、となるのです。「意見」は通用する時もあればしない時もあります。「事実」は常に通用します。「事実」に「意見」をプラスしたら…よくわからなくなるのは自明なことです)
(「事実」に「意見」を「プラス」しようとした。→私の逆鱗に触れ、地雷を踏みました。ただひたすらこういう人物の存在に腹が立ちました。あなた、ずっとどうせ鯨構文を否定で訳してたんでしょ?なのに私の考え[事実]を読んで、なぜか間違いを教えていたことは帳消しにして意見をプラスしようとしたんでしょ?本当に腹が立ちます。今でも怒りが消えません。「事実」に何か「意見」を言う「先生」の私、かっこいいとでも思っているのでしょう。人生の先輩?関係ない。真実の前では年齢は一切関係ありません。)
私はロジックで証明しました。
「事実」です。
「意見」など不要なのですよ。
まさか鯨構文を否定で訳すことを神聖化するような意見だったのかもしれません。
もしくは否定の訳を正当化するような意見だったのかもしれません。
今の日本は鯨構文を否定で訳すことが「絶対」のように思っている英語教師だらけです(=「神聖化」)
このかたを私はいじめすぎなのかも?
ん〜、でも最初のメールであまりに内容がひどく、返信に全く値しない。
これでその後しつこく封書がどんどん勝手に送りつけられる。
not as〜asが<なのにas〜asが=、あなたも説明できずに困っているでしょ?みたいな内容も書いてあるし(とっくに解決してますよ、私は。できないこと自慢してどうすんの?あなたもできないでしょ?みたいな文面も失礼すぎませんか?誰も解決してないように見えて、私はとっくに20世紀のうちに解決していました)
私とあなたは同じレベルではありません。
馬鹿にしないで欲しい。
とにかくあまりに非常識。
その結果の私の反応は…何卒ご理解いただきたく
私のような粘着質の人間に、地雷を踏みまくった英語の先生は気の毒ですが…
やはり私はあのようなメール内容を人に出せる先生とは全く接点がなく、あのような先生から評価されたこと自体に落ち込みます。
私はこの程度なのかと。
生涯、世の中から評価されずに死んでいくのだろうなと覚悟を決めてます。
否定の訳を「神聖化」してしまった故に、肯定の訳を無視しています(=「事実を歪めるのです」)
「事実」が「意見」とされてしまう世界に我々は生きています。
気をつけましょう。
鯨構文をしっかりと理解することを通じてよくこのことが分かります。
「事実」を貫いている人間が非常に窮屈な、ツラい思いをしています。
ぜひ「事実」を貫く人間をご評価頂ければ幸甚です。
最近のコメント