体験授業で今回の再受験の方が入塾されず、木曜19時のコマを再募集しています。
水曜20:40でご応募された方もお入りにならなかったのですが、今思うと共通項があり…
どちらの方も英語が非常に苦手。
だから池田英語塾に応募されたわけですが…
体験授業では関係代名詞を説明しました。
一般的には「二つの文章を関係代名詞を使って一文にする」という考え方でやりますが、私はこれが大嫌い。
ですから池田英語塾独自の理論で説明で授業をしました→池田英語塾の関係代名詞の説明のYouTube
……でもどうもこれが良くなかったみたいです。
今まで聞いたことのあることで、説明を聞きたかったのでは無いかと推察しています(すなわち「二つの文章を関係代名詞を用いて…」)。
となると、私はそのような説明はおかしいと思っていますし、それで説明もできますが、嫌気でアレルギー反応が起こるので、、、、元々ご縁がなかったようです…(残念)
ですので、今後体験授業を受講希望の英語が苦手な方はぜひリンク先の関係代名詞の説明を一回ご覧いただき、お気に召したらご応募を願いたいです。
全くご希望ではなかったことを説明して申し訳なく思いたく無いもので、何卒よろしくお願いします。
ただ、池田英語塾の関係代名詞の説明ですが……
昔、生徒さんを高校生以上に限っていなかった時、小5から来てくれていた優秀な生徒さん(早稲田実業)。
中2に、ご両親様の方針で早稲田実業以外の優秀な生徒さんの姿も見るようにということで、サピックスさんにも行っていた。
(早稲田実業の生徒さんは今まで10名ほど来て頂いていますが、ほぼ皆さんやる気がない。何もしないで早稲田大学に行けますからね。この彼は珍しい例外でした)
この彼はいつもニコニコして塾にはやってくる。
その彼が夏に、深刻な表情でやってきた。
何事か?と思っていると、、、、
「先生、関係代名詞ってなんですか。二つの文章を関係代名詞を用いて一文にしろ、というんです。そういう問題なら解けます。でも関係代名詞というものが一体何か判らないので、気持ち悪くてしょうがありません。関係代名詞って何なんですか?」という質問を、立板に水で(事前にセリフをじっくりと考えたのでしょう)まくしたてました。
「2つの文章を関係代名詞を用いて一文にせよ」という考え方では彼の言うように全く関係代名詞が何なのかを説明していません。
この彼の質問に、上の説明を利用している先生方、明確に答えられますか?(答えられるものなら答えてみろ、というのが私の気持ちです)
私からも質問です。
二つの文章をつなぐ働きは、本来接続詞です。
だからあなた方は関係代名詞は接続詞+代名詞だと言う。
なら更に聞きます、接続詞、代名詞はあなた方が言うところの「修飾」の働きを担いますか?担いませんか?
接続詞は等位接続詞なら文法的に同価値のものを結び、従属接続詞なら原則として文章同士を結ぶのであって名詞の「修飾」の働きなどないのは明白。
代名詞なら、John is kind. Everybody likes him.でhimが「修飾」の働きをするのですか?
苦しい説明をするのかもしれませんが、説明が「苦しい」ものになることこそが間違っていることの証明だと思いますし、苦しいからこそ優秀な中学生でさえ混乱させたのでは無いですか?
「二文を関係代名詞を用いて一文にせよ」という説明に基づくと、全く頓珍漢な説明になるのです。(間違っていることを無理やり正しいと説明しようとするのですから当然だと思います)
池田英語塾は今後も関係詞と疑問詞は紙一重であるという発想で関係詞には対処します(どういうことかはぜひリンク先のYouTubeをご覧ください)。
お入り頂けなかった2名の生徒さんの、受験突破を心より願っております。
うち以外でもきちんと説明する塾がきっとあると信じてます。
あ、ちなみに中二の早稲田実業の生徒さん、説明を終えて私が「これで大丈夫?」と聞くと「はい、大丈夫です!」
あまりにあっさり返事をするので「本当に?」「はい!(即答)」
またもやあまりに即答だったので疑り深い私は疑って更にしつこく「本当に??」と聞くと「はい!本当に大丈夫です!!!」と若干キレ気味に返されました。
その後高3で学テが終了して抜けるまで彼から英語で質問らしい質問はほぼありませんでした。(それほど日本の関係代名詞の説明は説明になってない)
成績は10、たまに9でした(10段階。9の時は謝られました)。
見事政経学部に進学。
こういう事情があるので、今後も関係代名詞について池田英語塾が日本のどこよりも正しいという前提でやらせていただきます。(だから体験授業でも今後もやり続けます。ご納得いただける方だけ来ていただければ最高に嬉しいので)
中2の彼の質問を非常に重いものだと日本の英語教育業関係者全員は受け止めるべきです。
(2008年頃から池田英語塾はずっと彼らとは違う方法でやっています。)
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